教わったことや本に書いてあることの受け売りではなく自らの体験の中で実感・納得できた原理・原則だけをまとめてみました
内容に関しては 財団法人少林寺拳法連盟 の正式な見解ではありません。 【サイト・オーナーへメールサイト・オーナーへメールする    
■ 第3部 第6話
第3部はちょっと変わった練習方法を紹介していきます
■ 法形練習 

掲載日:01/09/25

練習名:法形練習
カテゴリー:法形


私は特に変わった法形練習はしませんが、いくつか気をつけていることがあるので、ここに紹介させていただきます。
■止まらないで技を掛ける

縄跳びでも、ケン玉でも動きを分けて止めていたら出来ないように、少林寺拳法もブツ切りにしたら掛かる技も掛からなくなってしまいます。

なぜなら、相手の力を利用して技を掛けるのが少林寺拳法の特徴の一つですが、動きを止めた瞬間それは出来なくなるからです。

ですから「一気動作」という言葉に代表されるように、気持ちと意識を途切れさせずに、読みから極めまで通すようにしています。

■一事が万事

一つの法形にもいろいろな掛け方があります。ですが最初は色々な掛け方を手広くやるより、一つの掛け方だけやるようにしています。よく分からないうちからいろいろやるとかえって混乱してしまうからです。一番とっつきやすそうな掛け方を身につけてから、別法を試した方が早く深く理解できるようです。

■「正しい形」は存在しない

少林寺は護身の技術ですから攻者に的確に対応することが必要です。相手の攻撃が微妙に違えば、守者の対応も微妙に変わってきて当然です。

ですから、形を擦り込んでから使うのではなく、使う中で形を整えていくようにしています。ある先生が言ってました。「形はあくまで結果に過ぎない。」

■質より量

昇段試験を控えた時など特に注意することですが、毎回広く薄く3級技から受ける段位の技まで全ての法形を通すようにしています。

10回の練習で10個の法形を覚える時に、1回1法形に絞って100回づつこなすのと、毎回10法形を10回ずつこなすのでは最終的にどちらが多くの法形を覚えているでしょうか。

「一時が万事」と一見矛盾するようですが、先ほどは原理・原則を理解するための練習であり、これは手順を記憶するための練習だからです。