教わったことや本に書いてあることの受け売りではなく自らの体験の中で実感・納得できた原理・原則だけをまとめてみました
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■ 第3部 第10話
第3部はちょっと変わった練習方法を紹介していきます
■ 攻守立会評価法乱捕 

掲載日:02/02/02

練習名:攻守立会評価法
カテゴリー:乱捕

特徴:

  • 護身の技術の実力を測るため考案された練習方法です。
  • アメリカン・フットボールのように明確に攻守に分かれて行います。
  • 守者が練習の主役です。

やり方:

  • 攻者に制限はありません。フットワーク、フェイント、連打も構いません。但し、一撃入った後の追撃は必ず寸止めにしなくてはいけません。
  • 守者は相手の攻撃を無力化して反撃の当て身を当て止めで行います。
  • 当て止めまで入れば、守者のポイントです。攻者の当て身が入ったり、もつれた場合は攻者のポイントになります。
  • 決まり手は第三者が全て記録しておき、多く受けそこなった攻撃=不得手な攻撃を把握します。
  • 不得手な攻撃は戦術に無理がある可能性があります。法形に立ち返り、再度自分の戦術の見直しましょう。
  • 成功数÷攻撃数で防御率をだし、今までのスコアと比較することで技能の向上を客観的にとらえます。
  • でも記録紙に書き込み、統計を取るのは結構面倒くさいので、とりあえず最も多く入れられた攻撃だけでも把握できればいいのではないでしょうか。

メリット:

  • 自分の拳法の腕前を客観的に把握することができます。
  • 戦術の無理や無駄を発見し、より合理的、効果的な戦術へとブラッシュ・アップすることができます。

注意:

  • この練習は攻者が本気で当て身を入れるため、危険が伴います。気乗りしない時はやらないようにしましょう。
  • また、自分はやらず門下生にだけやらせてアドバイスをする指導者をたまに見かけますが、これは絶対してはいけないことです。まず、自ら範を示してからさせましょう。
  • 相手に怪我をさせないためにも、スネサポ、拳サポ、ボディ・プロテクター、ファール・カップ、面などのプロテクターをつけましょう。
  • 特に一撃入った後の追撃が入ると危険です。必ず第三者が立ち会うようにしましょう。
  • 攻守立会い評価法はあくまで腕試しの練習方法で、実際の護身の現場と比べると略の部分が大きく制限されていることを忘れないようにしましょう。