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■ 第5部 GUN日記
涙と笑いの体験記
■ 11月9日  気をつけていたのに

申請していた特別休暇予定も昨日で終わった。昨日は家で横になって安静にしていた。今日こそは出社する予定だった。
朝起きてソファに座って回復具合を確かめてみる。座って座れないことはないが、まだ痛みが随分と残っている。痛みをこらえて会社へ行くことは可能だが、傷口の回復には悪影響が出そうだ。
手術から5日目。今後の通院治療を考えると有給休暇は大事にしたいところだが、ここは大事をとって休暇を1日延長することにした。

はじめて腫瘍の存在に気づいたのは10年前の2000年。小さな吹き出物だと思っていた。当時不思議だったのはつぶれないことだった。今思えば、あのときからしっかり腫瘍だったのだろう。

そのつぶれないおできは、だんだんと成長して、小指大となり親指大となっていった。ある程度大きくなったところで、町医者に行ったこともあった。その時の見立ては「よくあるできもので、心配ない」とのこと。
僕は意外と用心深い、日を置かず、今度は別の大学病院にいってみた。そこでは線維腫で良性の判定をいただいた。
「もうこれからはあまり大きくなることはないでしょう」そう言われた。その時の直径2.5センチ。

その後また数年経ち、別のお医者さんに診てもらったことがある。
「まあ、あまり大きくなると生活に支障がでるので切った方が良いでしょうが、悪性という可能性は少ないので、もう少し様子見でいいのではないでしょうか。」

あまり大きくならないと言われていたはずの腫瘍だったが、その後も成長をし続けた。5センチを超すようなら悪性の疑いもあるとネットで読んだ、まとめて休みが取れる今回の勤続20年のフレッシュアップ休暇を利用して治療することにした。

自分としてはこの10年間そこそこ注意してきたつもりだ。心無い医者は「こんなに我慢せずに」などと言うが、我慢などしていない。何度も相談に行った。でもまあ、そんな怒りをぶつける先もない。自分の身体のことだから、最終的には自分で責任を取らなくてはいけないのだろう。
チクショー頭に来たから元気になってやる。

■ 復帰前夜

明日はいよいよ会社復帰の日。
家でごろんとしているほうが楽だが、まだまだ44歳。いつまでも寝ているわけにはいかない。
きっとメールが溜まっていることだろう。片っぱしから片付けなくてはと思う。

まだ傷口が痛むので、まともに座れない。だけど太ももの下に何かを入れれば、直接傷口に体重が掛かることはない。昼寝用の小さなな枕を会社に持って行くことにした。
特売品の200円程度のものだったが、こんなところで役に立つとは。。。