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■ 第5部 GUN日記
涙と笑いの体験記
■ 11月24日 かさぶた
手術痕の痛みも、だいぶ治まってきた。
長時間立っているときと、座っている時に痛みがでることがあるが、傷自体は順調に回復しているとみてよいだろう。

風呂に入る際、鏡に映して傷口を確認する。
開くこともなく、傷口はそう目立たない。比較的きれいなほうではないだろうか。
もっとも、きれいと言っても傷口は傷口、かさぶたができた。
それがここ1、2週間ではげてきていた。はげる単位は1針ずつ。

かさぶたのふちは透明で、ガラスのように透き通っていた。普通の傷は少なからず膿むが、手術後の感染症を防ぐため薬で化膿を押さえたせいかかさぶたには混ざりものがなかった。中心部分のわずかな黒い塊が、かろうじてそれがかさぶたであることを証明していた。44年の人生で見た中で、最もきれいなかさぶたではなかったろうか。