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■ 第5部 GUN日記
涙と笑いの体験記
■ 11月27日 人相
先日、朝の通勤途中、乗り換え駅で会社の先輩とすれ違った。
直接同じ部門になったことはないが、ちょっとだけ一緒に仕事をしたことがあり、それ以来顔を合わせると挨拶する間柄だった。

横柄なのか大物なのか判断に苦しむ態度。気さくな性格で僕は決して嫌いな人ではなかったが、そのふてぶてしい態度は意見が分かれるところだろうと思っていた。

昨年また近い部門になった。一度昼食をご一緒した時、しばらくメンタル疾患で会社を休んでいたと聞いた。そして今、彼は再び病気療養で休職中であった。

だから朝の通勤時間にスーツ姿の彼を見かけたのはちょっとした驚きだった。
その驚きに輪を掛けたのは表情。顔に刻みこまれたしわ、増えた白髪、疲れきったようなまなざし。
声を掛けるのがはばかられた。

元気になってもらいたい。
自分の事を棚にあげて、そう思った。