内容に関しては 財団法人少林寺拳法連盟 の正式な見解ではありません。 【サイト・オーナーへメールサイト・オーナーへメールする    
■ 第5部 GUN日記
涙と笑いの体験記
■ 12月7日 喉元過ぎればなんとやら
あれから4日経つ。
GUN日記の更新も今回が最後だろう。

検査結果が出た日の帰宅後、妻に良性だったと報告した。
「未だに痛みが出るんですと、お医者さんに言ったら、ちょっと見てみましょうということになってさ。傷口から糸が出てますねえ。抜いちゃいましょうかってんで、お願いしますって言ったわけさ。」妻が黙って聞いている
「で、チクッとしたので、抜けましたかって聞いたら、お医者さん。すいません、毛でしたって・・・」妻が爆笑した。どうしても笑いを取りにいこうとうする僕の癖は変わっていない。

昨夜、少林寺拳法部の皆に送ったメールを妻が読んで僕に聞いた。「悪性の疑いがあるって言われてたんですか」そういえば、妻にはそのことは伝えていなかった。ちょっとムッとしていたようだが、結果良ければすべて良し、まあ大目に見てもらおう。

僕は運良く良性だったので、リハビリをしながら再び日常生活に戻る。だけど人生は期限付きだという啓示は、当分僕の中に残ることだろう。もっともこれすらも「喉元過ぎれば」で、いずれまた忘れてしまうのかもしれない。せめて、忘れる前に僕に与えられた命を使い切るための仕込みを作りこんでおこうと心に誓った。

運悪く悪性の疑いをかけられた方は、是非生きるために最善の努力をしていただきたい。また、自分ががんかもしれないと思われる方は早めに診察を受け、すっきりされることを勧めたい。

そんな想いを込めて、僕は一旦筆を置くこととしたい。